平安時代の宮中行事を再現 太宰府天満宮で「曲水の宴」【福岡・太宰府市】
福岡県にある太宰府天満宮では3日、平安時代の宮中行事を再現した「曲水の宴」が行われました。
「曲水の宴」は、庭園の水路を流れる杯が自分の前を通り過ぎるまでに和歌を詠み、出来栄えを競う平安時代の貴族の遊びです。
太宰府天満宮では1963年に神事として復活して以降、ほぼ毎年この時期に行われています。
ことしは、福岡県の服部知事や県の親善大使など13人が、衣冠束帯や十二単など平安装束に身を包み、詠んだ和歌を短冊にしたためました。
会場には2000人ほどが訪れ、可憐に咲く梅の下で再現されたみやびな宮中行事に、酔いしれていました。