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【重文】現役では九州最古の灯台のガラスが割られる 複数の「小石」を確認 故意に割ったか 北九州市

2024年5月16日 16:11
【重文】現役では九州最古の灯台のガラスが割られる 複数の「小石」を確認 故意に割ったか 北九州市
現役として九州最古の灯台のガラス割られる

何者かの仕業でしょうか。北九州市にある国の重要文化財、部埼(へさき)灯台で、ガラスが複数枚割られているのが見つかりました。故意に割られた可能性もあるとみて、警察が調べを進めています。

北九州市門司区の部埼灯台は1872年(明治5年)から関門海峡の海の安全を守る、現役としては九州最古の灯台です。

■奥村三枝記者
「高さ10メートルはあるでしょうか。上の部分のガラスがひび割れているのが確認できます。」

ガラスには複数箇所のヒビが見えます。そして、灯台の入り口部分の屋根の上には複数の「小石」が落ちているのがわかります。

灯台を管理する門司海上保安部によりますと、4月14日、ガラス24枚のうち7枚にヒビが入っているのを職員が発見しました。

ことし3月に職員が訪れた時には異常はなく、門司海上保安部は強風や鳥などで割れた可能性は低いとみて警察に相談しました。

国の重要文化財に指定されている部埼灯台。ガラスの破損に嘆くのは、長年清掃を続けている地元ボランティア団体の永木さんです。

■美しい部埼灯台を守る会・永木三茂会長
「観光客や一般のかたが来られて、楽しい場所であればと活動しています。こんなこと初めてです。がっかりです。」

警察は、何者かが故意に割った可能性もあるとみて、文化財保護法違反の疑いで調べています。

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