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佳留気象予報士のお天気情報 バリはやッ! 2月3日

2025年2月3日 9:26
佳留気象予報士のお天気情報 バリはやッ! 2月3日

今週は今季最強の寒波襲来で、寒さと大雪に注意・警戒が必要です。まず上空1500メートル付近の寒気の予想を見てみましょう。水色は氷点下6℃以下で平地で雪の目安、青色は氷点下12℃以下で大雪の目安の寒気です。九州北部はこの先しばらく水色に覆われ、4日と7日には一部、青色がかかる見通しです。予想より寒気が強まると、警報レベルの大雪になる恐れがあります。

寒さが長引くことに注意が必要です。この先の最低気温の予想です。福岡市でも0℃まで下がる日があるなど、広い範囲で0℃前後の最低気温が続きます。特に内陸を中心に冷え込みが厳しく、八女市黒木では5日、氷点下4℃まで下がる見込みです。水道管の凍結に十分注意してください。

今週は大雪の恐れが長引く見通しです。3日朝発表の24時間降雪量の予想を見てみますと、福岡と佐賀の多いところで、4日朝までに平地5センチ、山地10センチ、5日朝までと6日朝までにそれぞれ平地10センチ、山地20センチ、その後も雪が続く恐れが出てきました。

今回の大雪は、1月10日と比べて雪の量が多くなる恐れがあるほか、影響が長引き外出が困難になることも想定しておく必要があります。水道管の凍結、電線への着雪で停電などの恐れもあるため、備えは早めにしてください。

福岡と佐賀の予報です。3日は雲が多い天気になり、夜は雪が降りだすところがあるでしょう。気温はほとんど上がらず、昼ごろまで横ばい傾向、午後は下がって夕方以降はぐっと寒くなる見込みです。服装は暖かいものを用意してください。

4日以降は山地・平地とも大雪の恐れがあり、気温が低い状況が続くため、影響が長引く恐れがあります。さらに土日も冬型の気圧配置が続き、場合によっては雪が降る見込みです。最新の予報をご確認ください。

最終更新日:2025年2月3日 9:26
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