鳥町食道街は重点防火指導対象地域の指定外 「耐火性の高いビルに囲まれていたため」 福岡・北九州市
北九州市の飲食店街で3日に発生した大規模火災は、発生からおよそ42時間後の5日午前9時前に鎮火しました。
■川崎直人記者
「多くの消防と警察が現場に集ま っています。火災の原因などの調査が行われています。」
火災が起きた現場付近では、けさから消防と警察による実況見分が行われています。
3日、北九州市小倉北区魚町の鳥町食道街で起きた火災では、飲食店や周辺の35店舗ほど、およそ2900平方メートルが焼け、出火からおよそ42時間後の5日午前8時50分にようやく鎮火しました。
鳥町食道街は木造の店舗が密集していたものの、北九州市消防局は大規模火災につながる可能性が高い「重点防火指導対象地域」に指定していませんでした。
消防はこの理由について「耐火性の高いビルに囲まれていたため」と説明しています。