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【能登半島地震】福岡県警の機動隊員80人が出発 医師・給水車も被災地へ 福岡市役所などに義援金箱も

2024年1月4日 19:12
【能登半島地震】福岡県警の機動隊員80人が出発 医師・給水車も被災地へ 福岡市役所などに義援金箱も
福岡からも被災地支援に出発
1月1日に最大震度7を記録した能登半島地震で、石川県内の死者は80人を超えました。現地で救助活動が続く中、福岡からも救助隊や医師が派遣されました。

元日の夕方に発生した能登半島地震では、最大震度7の揺れと津波や火災で甚大な被害が発生しました。

石川県内で亡くなった人は82人に上り、いまだ救助されていない人も多くいます。

地震発生を受け福岡では、被災地の状況を伝える号外が元日だけではなく、2日、3日と3日連続で配られました。

■30代
「本当にパニックになりますよね。お正月でおめでたい時に地震で残念。」
■小学生
「怖くなりました。僕の街にも大きい地震が来ると心配になりました。」

懸命の救助活動が続くなか、4日朝、福岡から現地に向かったのは、災害救助の技術を身につけた県警の機動隊員、およそ80人です。

5日から3日間、倒壊した家屋からの救助活動などにあたります。現地は津波の影響も残ることから、水陸両用車も出動しました。

また午後には、福岡県内の災害拠点病院に所属するDMAT=災害派遣医療チームの医師など4人が石川県に向けて出発しました。

現地には、地震により道路が寸断され孤立した病院があるため、4人はヘリコプターでケガ人などを搬送するための調整業務にあたるということです。

■DMAT・久城正紀 医師
「現場ではどのような求めがあるか分からないので、空路に限らずできる限りのことを被災者の皆さまのためにやっていきたい。」

福岡市からは、給水車を派遣します。

■福岡市・高島市長
「皆さんには命の水を届けていただく大事な役割があります。ぜひ現地の皆さんの力になってほしい。」

給水車は石川県の断水が続く地域に派遣され、1週間ほど支援を続けるとしています。

能登半島地震を受け、福岡県内では義援金の受け付けも始まりました。

福岡市、春日市、久留米市、柳川市は4日から、それぞれの市役所に義援金箱を設置しました。このほか、福岡市は各区役所と出張所に、その他の自治体では市の施設などに設置されています。

また、福岡市は今後、振り込みによる義援金の受け付けも行う予定で、口座の準備を進めているということです。

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