実物の6分の1スケールで再現!Mozuさん手がける『ミニチュア展』 大丸福岡天神店
日常の風景を1ミリ単位で表現したミニチュアの展覧会が福岡市で始まりました。
教室に黒板と机が並んでいます。誰もが思い浮かべる懐かしの教室、実はミニチュアの世界です。実物の6分の1のスケールで再現されているんです。
■檜垣すみれアナウンサー
「普通のよくあるシャワールームですが、タイルに寄ってみると、こびとサイズのお風呂があります。小さいアヒルがいます。シャンプーボトルがあったり、ひらがなの表の端がはがれていたり、とてもリアルでこびとの世界が再現されています。」
8日から福岡市の大丸福岡天神店で始まったのは『Mozuミニチュア展』です。
どこにでもある日常の風景がリアルに再現されています。まるで、こびとの世界に迷い込んだようです。チラシも本物そっくりです。
作品を手がけたのは、Mozu(モズ)さんです。自分の部屋をミニチュアで再現したことが話題になり、以来、映画のミニチュア制作を依頼されるほどの腕前です。
例えば、何を作っているかわかりますか?
ミリ単位で線を引き、完成したのが、鍵盤ハーモニカです。
Mozuさんにこだわりを聞きました。
■ミニチュアアーティスト・Mozuさん
「こちらは小さな牛丼屋さんとなっていまして、中まで細かく作り込んでいます。
スマホで中をのぞくと、食べ終わった皿がそのまま。」
■檜垣アナウンサー
「細やかな部分までリアルが追求されているんですね。」
■Mozuさん
「さっきまで人が座っていたんだろうなという、残り香を感じでいただきたいと思って作り込んでいます。画像・動画だとミニチュアの魅力が伝わらない。やっぱり肉眼でたくさん見ていただきたい。」
■来場者
「きのうは楽しみすぎて寝る時間が大幅に短縮された。」
■来場者
「実際見たらサイズ・質感とか、においがしてきそう。生で見てよかったです。」
会場の作品は、スマートフォンで自由に撮影することもできます。
『Mozuミニチュア展』は12月4日まで大丸福岡天神店で開かれています。