有明海で養殖ノリの種付け開始 13億枚の収穫目指す
福岡県沖の有明海で、28日、養殖ノリの種付けが始まりました。
28日午前6時半、福岡県柳川市の沖端漁港から約1000隻の船が出て、有明海の漁場に網を設置しました。網にはノリの胞子をつけたカキの殻が結びつけられていて、ノリは網に絡みながら成長し、1か月後には収穫できます。
■ノリ生産者・小栁貴将さん
「待ちに待った1年の始まりかなと。美味しいのりを皆さまに提供できたらなと思っています」
福岡有明海漁連によりますと、昨年度は海水温が高くプランクトンが増殖した影響で、生産量は約6億3000万枚と前の年の半数以下でした。
ことしは海中の栄養状態に問題はなさそうだということで、例年通り13億枚の収穫を目指します。
〆