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機動隊員の拳銃が落下 照準部品割れ微量のトリチウムが漏れる 人体や環境に影響なし

2023年10月5日 18:28
機動隊員の拳銃が落下 照準部品割れ微量のトリチウムが漏れる 人体や環境に影響なし
福岡県警察本部

福岡県警は、宮崎県の陸上自衛隊の演習場で機動隊員が訓練中、腰のホルスターから拳銃が落下して照準部品が割れ、放射性物質トリチウムのガスが漏れたと5日、発表しました。

福岡県警によりますと、4日午後4時ごろ、宮崎県えびの市の陸上自衛隊霧島演習で、福岡県警の男性機動隊員が腰につけていたホルスターから、自動式拳銃が落下しました。

ガラス製の照準部品が割れ、トリチウムのガス0.666ギガベクレルが漏れたということです。人体や環境に影響はないとしています。原子力規制委員会に当時の状況を報告したということです。

トリチウムは発光するため、暗い場所でも照準を合わせられるよう使われているということです。

機動隊員は当時、訓練で移動中で、落下の原因について県警は「ホルスターに緩みがあった」としています。

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