痴漢や盗撮などの被害に遭わないよう防犯意識を高めてもらおうと、福岡市で啓発活動が行われました。

15日夕方、福岡市地下鉄・天神駅で行われたのは、痴漢・盗撮被害防止キャンペーンです。

進学や就職で生活環境が変わる時期、電車や駅の利用者に防犯意識を高めてもらおうと行われたもので、警察や学生ボランティアなどおよそ40人が「痴漢・盗撮を許さない」と書かれたカードを配りました。

福岡県警によりますと、去年検挙した痴漢の数は99件で、4割が電車や駅構内で発生しています。また、盗撮は前の年より143件多い422件でした。

■参加した学生（18）
「加害者も被害者も一人でも減るようにと活動に参加した。」

警察は、痴漢や盗撮被害に遭ったり見たりしたらすぐに110番をと呼びかけています。