不発弾の爆発を受け福岡空港でも再点検へ 滑走路や誘導路で「磁気探査」 国交相が指示
2日、宮崎空港で不発弾が爆発したことを受け、国土交通省は過去に不発弾が見つかるなどした空港で再点検を行う方針を明らかにしました。福岡空港も対象です。
■斉藤国交相
「宮崎空港において速やかに磁気探査を実施するとともに、不発弾が存置されている可能性がある空港についても磁気探査を順次実施するよう、検討を指示しました。」
再点検は、旧日本軍の施設だった場所に設置されていたり過去に不発弾が見つかったたりしたことがある福岡空港や、沖縄の那覇空港、宮城の仙台空港で行われる方針です。
これらの空港では工事の際に不発弾の有無を調べていましたが、国土交通省は再点検が必要だと判断したということです。
滑走路や誘導路などで地中にある金属を探す「磁気探査」を行うということで、できるだけ早い時期に宮崎空港での再点検を行い、そのほかの空港についても順次、実施する方針です。