スマホゲーム「ポケモンGO」のリアルイベントが11月、福岡市で開催されることになりました。宮城県で開かれた同様のイベントではおよそ38万人が訪れていて、福岡市は集客と経済効果に期待を寄せています。

10月1日、福岡市役所ではピカチュウと高島市長がハイタッチし、会見で肩を並べました。11月16日と17日の2日間、福岡市で「ポケモンGO」のリアルイベントが開催されることになったのです。

■高島市長
「当日、世界中からいらっしゃるたくさんの皆さんが、福岡というところの魅力を十分に楽しんでいただくリア ルイベントにしていきたい。」

世界的な人気を誇るスマホ向けゲームアプリ「ポケモンGO」は、位置情報を活用することで現実世界を舞台にポケモンを捕まえたり、バトルさせたりするゲームです。

今回のイベントは舞鶴公園を中心に開かれ、チケットを購入した人は、イベント限定のポケモンを捕まえたり、特別アイテムを入手したりすることができます。また、イベントに合わせて新たな公式ルートも準備され、チケットを買っていない人でも福岡市内を観光しながらゲームを楽しめます。

イベントで期待されるのは、その経済効果です。ことし、宮城県仙台市で4日間行われた同様のイベントでは、37万9000人がゲームに参加し、経済効果はおよそ74億円だったといいます。

■高島市長
「参加者はかなりの数になるだろうと考えていますし、当然、その皆さんが、泊まる、食べる、移動する、買うということで、経済効果は相当大きいものになるだろうと期待をしています。」

世界中のポケモンファンが福岡に集まる2日間。「ポケモンGOワイルドエリア：福岡」は11月16日と17日の開催です。