田川市が大任町長を刑事告訴 警察が受理 大任町長は『虚偽告訴』で逆告訴へ
ごみ処理施設の情報開示をめぐり、市長が圧力をかけられたとして、福岡県田川市が大任町の町長を刑事告訴していた問題で、警察は、6日付けで告訴状を受理したことを明らかにしました。
この問題は、福岡県大任町で建設が進められている広域ごみ処理施設の情報開示をめぐり、ことし6月、田川市の村上卓哉市長が大任町の永原譲二町長から情報を開示しないように圧力をかけられたとして、田川市は9月、強要未遂の疑いで永原町長を刑事告訴していました。
警察によりますと、6日付で告訴状を正式に受理したということです。また、田川市の市議会議員7人による同様の告発状も受理されています。
これを受け、田川市の村上市長は「適正な捜査が行われることを期待するとともに、司法が正しい判断を下してくれるものと期待しています」とコメントしています。
一方、告訴された永原町長は「圧力をかけた覚えはない」として虚偽告訴の疑いで、村上市長を10月中に告訴する方向で調整しています。