JR九州は25日、予約状況によって九州新幹線の運賃が変わる実証実験を行うと発表しました。料金の差は、博多と熊本の間で最大800円です。

♪JR九州・古宮洋二社長
「つばめは乗車率が低い、さくらは乗車率が高いとか、時間帯によっても乗車率の差があるので、平準化していくことがお客様にとっても利用しやすくなるのではないかなと思います」

実証実験は出発の7日前まで購入できるインターネット限定の割引切符『早特7』の博多と熊本の間が対象で、大人3800円の運賃が実証実験の期間中は3400円から4200円の間で変動します。

予約客が少ない列車は安くなり多い列車は高くなります。

JR九州によりますと新幹線の運賃に価格変動制を適用するのは全国で初めてです。実証実験はことし3月から行われる予定です。