4日、福岡市早良区のコンビニエンスストアで起きた強盗未遂事件で、警察は自称・会社員の男を緊急逮捕しました。捜査関係者によりますと、男は、おととい糸島市で発生した強盗事件にも関与したと話しているということです。

強盗未遂の疑いで緊急逮捕されたのは住居不詳の会社員、山本友紀容疑者（28）（すべて自称）です。

山本容疑者は4日午後2時すぎ、福岡市早良区百道浜のコンビニに押し入り、レジにいた男性店員にカッターナイフを示して「金を出せ」などと脅しましたが、男性店員が応じなかっため何もとらずに逃走した疑いです。

警察は事件発生からおよそ40分後、現場から1キロほど離れた路上で犯人と特徴が似た山本容疑者を発見し、その後、事情を聞いていました。

山本容疑者は「遊ぶお金が欲しかった。スリルを味わいたかった」と容疑を認めています。

また捜査関係者への取材で山本容疑者が、3日夜に糸島市加布里のコンビニで起きた強盗事件にも関与したと話していることが分かりました。警察は防犯カメラを調べるなどして容疑の裏付けを進めています。