西鉄が来年春に開業予定の新福岡ビルに約200席の「食堂」 誰でも利用OK 飲食の需要見込む 福岡・天神
西鉄は福岡市・天神で来年春に開業予定の新福岡ビル(仮称)におよそ200席の「食堂」を開設します。
食堂は新福岡ビル5階に開設し、およそ200席でテラス席も備え、誰でも利用できます。
調理はイタリアンレストランをはじめ、筑紫女学園の食堂や久留米市役所の食堂を運営する福岡市の会社、リングラッツェに委託します。
モバイルオーダーで定食、丼物、パスタなどのコーナーに受け取りに行くスタイルを想定しています。客単価は未定ですが、周辺の店よりリーズナブルな価格を目指すとしています。
営業時間は午前11時から午後8時までを予定していて、夕方以降はアルコールも提供します。
西鉄によりますと、天神で働く人は来年度には10年前の2.4倍の9万7000人に増えると予測されています。市の再開発促進事業、天神ビッグバンでビルの建て替えが進む中、飲食の需要がさらに増えることが見込まれるとしています。
西鉄も来年春、本社を新福岡ビルの9階と10階に移転し、およそ700人が入居します。