【解説】あすから3連休 「里雪型」大雪に警戒
上野キャスター)スタジオには、気象予報士の数家さんです。
あすからの3連休はまた大雪に警戒が必要なんですね。
数家解説委員)特に、あすとあさっては平野部で大雪警報が発表される可能性があります。
3連休の雪は「里雪型」です。
まずは、富山県の上空、5500メートルの寒気の動きを見ていきます。
今夜9時はマイナス33度ですが、あす朝にはマイナス39度と大雪を降らせる恐れのある非常に強い寒気が流れ込みます。
あす夜には寒気は弱まり、マイナス33度となります。
あさってはさらに弱まりマイナス27度となりますが、夜になると再び強まり、マイナス33度の寒気が入ります。
そして、24日月曜日の朝には寒気は弱まりマイナス27度となります。
寒気の強弱に呼応するように大雪警報発表の可能性がある時間帯が変わります。
あすは、午前3時から午後6時まで、あさっては、午後6時から深夜0時までいずれも平野部で大雪警報が発表される可能性が中程度あります。
つまり、3連休の雪は、「里雪型」です。
上野)きょうは石川県の能登南部で6時間に28センチの降雪を観測し顕著な大雪に関する気象情報が出されました。
数家)局地的に強い雪が降る可能性はどこでもありますので、油断しないようにしてください。