【予報士解説】雪のピークはあす・あさって 前回より雪の降る期間が長い 富山
また大雪の予想が出ていますが、今回はどんな特徴があるか、気象予報士の数家が解説します。
寒気の強さは、今月はじめの前回の大雪より、若干弱いのですが雪の降る期間がさらに長いのが特徴です。
まずは今夜から3日後の20日夜までの雪と風の予想です。
あす、あさっては、県内に雪雲がかかる時間が長いことが分かります。
20日木曜日には、雪は一旦、小康状態になります。
こちらは予想天気図です。
雪のピークは、あす、あさってであさっては大雪警報が発表される可能性が中程度あります。
20日、21日は等圧線の間隔が広くなって冬型は緩みますが、その後は、再び等圧線の幅が狭く南北に伸びるようになります。
冬型の気圧配置が強まる見込みなので、週明け24日月曜日まで大雪のおそれがあります。
今回の大雪予想の特徴です。
寒気の強弱はありますが、前回の大雪より期間が長く週明けの24日月曜まで1週間にわたって雪が降りやすい状態が続くこと。
前回の大雪の時より平野部の降雪量が少ない予想で、「山雪型」の傾向にありますが、期間が長いために平野部でも積雪量が多くなるおそれがあります。
今週末は3連休の方も多いと思います。
休日に除雪をする方は、事故には十分注意してください。