冷凍庫で殺処分したカメ 実は”ペット”だった… 「特定外来生物」カミツキガメと勘違い 葬儀費用など約24万円を飼い主に支払い 岐阜県
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ペットとして飼われていたリクガメを「特定外来生物」のカミツキガメと勘違いして殺処分したとして、岐阜県が飼い主に24万3000円の賠償をしたことが、17日、分かりました。
岐阜県によりますと、去年10月、市民からの通報を受け特定外来生物・カミツキガメの疑いがある、飼い主がわからないカメを職員が美濃市内で引き取りました。
職員は飼い主の有無を確認することなく、県のマニュアルに沿ってその日のうちに冷凍庫でカメを殺処分しました。
しかし翌日、県に飼い主から問い合わせがあり、提供された画像を分析した結果殺処分したカメがペットのリクガメだったことがわかりました。
自宅で飼っていたものが逃げ出したということです。
県は同様のカメの値段、慰謝料、葬儀費用の3点を合わせて24万3000円と算定し、今月7日に飼い主に支払ったということです。
中濃県事務所は「マニュアルの確認と認識不足が原因」としてマニュアル取り扱いの徹底を図るということです。