「事務処理すべき時期を逸したので、どうしたらいいかわからなかった」 申請業務を怠り高校の教職員に通勤手当と住居手当が支給されず 岐阜県立高校の女性職員を懲戒処分
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勤務する高校で教職員の通勤手当と住居手当の申請業務を怠り、計約57万円が支給されなかったなどとして岐阜県立高校の女性職員が減給の懲戒処分を受けました。
岐阜県教育委員会によりますと、14日付で減給10分の1、1か月の懲戒処分を受けたのは、岐阜県立高校の女性職員(51)です。
女性職員は、2022年4月から2024年11月までの間、勤務する高校で、教員3人と職員3人の通勤手当や住居手当のシステム入力を怠り、その結果計57万円余りが支給されませんでした。
県教委の調べに女性職員は「事務処理すべき時期を逸したので、どうしたらいいかわからなかった」と話しているということです。
2024年6月に教員の1人が女性職員の上司に相談して発覚したということです。
女性職員は2022年度にも同様に事務処理を怠ったとして管理職から口頭で注意を受けていました。
支給されていなかった手当は今月の給料日までには支給されるということです。