【解説】雪のピーク 富山県内 18日夜から19日にかけ
スタジオには、気象予報士の数家さんです。
雪のピークはいつになりますか。
数家解説委員)上空に流れ込む寒気の強さで見ると、今夜からあすいっぱいとなります。
まずは、雪雲と風の予想です。
あすは終日、雪雲がかかり、降り方が激しくなる時間帯もありますが、あさって木曜日は、午後からやみ間も増えてきます。
21日金曜日は、夜まで雪雲がかかる時間はほぼなくなります。
雪の降り具合と流入してくる寒気の強さはほぼ一致します。
上空5500メートルでマイナス39度が「大雪の目安」といわれています。
県内の上空には今夜9時の予想でマイナス33度の寒気が流入し、あす朝9時にはマイナス37度と強まります。
あす夜9時になると寒気はさらに強まり、マイナス38度とピークとなります。
この前後で、一時的にマイナス39度以下となる恐れがあります。
あさって朝9時にはマイナス33度になり弱まってきます。
つまり、雪のピークは今夜から、あすいっぱいです。
気象台では、きょう午後6時からあすにかけて、大雪警報を発表する可能性が中程度あるとしています。
特に今夜遅くからの雪の降り具合をみて山間部に大雪警報を出す可能性は十分あるとしています。
一旦、寒気が緩んでも週末から来週月曜日の3連休には再び寒気が強まることが予想されています。
また、「山雪型」ですが、寒気が居座る期間が長いと平野部でも積雪が増えてきます。
油断しないようにしてください。