まずは、天気のギモン「聞こうカナ？」です。視聴者から寄せられたのは「お盆期間に台風がくるイメージですが、ことしは来そうですか？」という疑問です。

お答えします。今のところ、お盆休み期間に九州北部を直撃するということはなさそうですが、全国的にみると影響を受ける地域がありそうです。

予想天気図です。日本周辺には、2つの熱帯低気圧と2つの台風があります。なぜこのように次々と発生しているのか、理由を雲の様子で見ていきます。

日本の南の海上が白くなっていて、活発な積乱雲が発生していることがわかります。南西の季節風と太平洋高気圧の縁の東風がぶつかることで、大きな反時計回りの渦「モンスーンジャイア」が生まれていて、
ここで熱帯低気圧や台風が発生しやすくなっているんです。この先も次々と発生する恐れがあり、備えが必要です。

それでは福岡と佐賀の13日の予報です。広く晴れて、強い日差しが照りつけるでしょう。午後は山沿いを中心に、にわか雨や雷雨の所がありそうです。

予想最高気温です。35℃前後の所が多く、久留米市や佐賀市は38℃と体温を超える危険な暑さとなりそうです。

熱中症情報です。各地で危険となっています。福岡県・佐賀県には熱中症警戒アラートが発表されています。暑さを避けて、エアコンなどを使い、できるだけ涼しい環境で過ごすように心がけましょう。

PM2.5は福岡・佐賀ともに一日を通してやや多いでしょう。

週間予報です。14日(水)も晴れ間が出ますが、午後は天気の急変にお気をつけください。15日(木)以降は変わりやすい空模様でしょう。この先も、残暑とは名ばかりの猛烈な暑さが続く見込みです。引き続き、熱中症対策が必要です。