工藤会本部跡地に福祉拠点の計画 クラウドファンディングで目標額達成【北九州市】
工藤会の本部事務所跡地で福祉などの拠点づくりを計画しているNPO法人が、クラウドファンディングで目標額を達成しました。
北九州市で困窮者を支援するNPO法人・抱樸は、特定危険指定暴力団・工藤会の本部事務所跡地で、福祉と地域交流の拠点として3階建ての施設の建設を計画しています。
この「希望のまちプロジェクト」では、資材費の高騰による資金不足で、2023年10月から、インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングを行っていました。
抱樸によりますと、目標の3500万円に対し、25日の募集終了時点で2390人以上の支援者から4000万円あまりが寄せられ、建設費用のめどが立ったということです。
抱樸の奥田知志理事長は「心より感謝申し上げます。すべての人が集えるまち、希望のまちを一日も早くつくりたいと思います」とコメントしています。
新たな施設は2025年4月の開所を目指しています。