湯崎広島県知事 被服支廠の安全対策工事の着手を表明
広島県の湯崎知事は旧陸軍被服支廠の耐震化費用を来年度予算に盛り込み、安全対策工事に着手することを表明しました。
16日の会見で湯崎知事は、県が所有する旧陸軍被服支廠の3棟の耐震化費用について、国・広島市との調整が整ったとして来年度予算に盛り込み、安全対策工事に着手することを明らかにしました。耐震化費用は29億円台半ばを見込み、半分は文化庁の補助金を充て、残りを県と市が折半。1号棟は工事終了後に市に無償譲渡します。
一方、16日も消火活動が続いている江田島市の山火事はおよそ240ヘクタールを焼き、消防は16日中の鎮圧を目指しています。湯崎知事は、「枯れ草などがあり火災が起こりやすい場所で焚火をしないこと」などを呼びかけました。
《2024年1月16日放送》