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「保険金替え玉殺人」 求刑通りの懲役30年の判決 広島・廿日市市

2024年7月2日 19:05
「保険金替え玉殺人」 求刑通りの懲役30年の判決 広島・廿日市市

テレビ派6時台は広島のニュースをお伝えします。
被告の男に懲役30年の判決です。宮脇さん。

大学生にアルコールを摂取させて殺害した罪などに問われている男にきょう、判決が言い渡されました。

求刑通りの懲役30年です。

事件は2011年、廿日市市内のホテルで起きました。

当時大学生の安藤魁人さんがアルコールを大量に摂取させられ、嘔吐物をのどに詰まらせて死亡。

およそ7か月後、広島市西区に住む男が殺人などの疑いで逮捕されました。

□6月18日・28日の法廷

先月開かれた初公判で検察が主張したのが、「保険金替え玉殺人」でした。

検察は、被害者を自分だと偽り、多額の保険金を受け取ろうとしたなどして懲役30年を求刑。

一方、弁護側は、替え玉保険金殺人を立証できていないなどと主張していました。

迎えたきょうの判決。

石井寛裁判長は「きわめて強い殺意の下で行われた計画的な殺人」と指摘。さらに、「殺意の強さなど無期懲役刑も視野に入るが、計画のずさんさを含めると無期懲役刑には至らない」とし、検察側の求刑通り懲役30年の判決を言い渡しました。

【2024年7月2日 放送】

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