広島県北部でまとまった雪 今後も積雪や凍結に注意
今シーズン1番の寒気が流れ込んだ影響で、23日夜から広島県内各地で雪が降り、北部ではまとまった雪となりました。
県北は一晩で一面の雪景色となりました。強い寒気の影響で雪が強まり、午前11時の積雪は、北広島町八幡で57センチ、庄原市高野町で26センチとなっています。暖冬とあって、平地に雪が積もるの12月下旬以来です。
■男性
「本当、久しぶりの雪って感じですかね」
登校する子どもたちも・・・。
■子ども
「1月のはじめに降ると思ったらあんまり降らなくて、終わり頃に降るからびっくりしました」
24日朝は県内全ての観測地点で氷点下の冷え込みとなりました。
■渡邊記者
「広島市佐伯区の県道です。スリップしたのでしょうか、中央分離帯に車が乗り上げています」
路面の凍結によるスリップ事故は、午前10時現在、県内では少なくとも40件以上発生しています。そのほか雪の影響で、中国自動車道では現在戸河内インターチェンジから山口インターチェンジまでの上下線が通行止めとなっています。
山陽新幹線では上下線とも一部列車に遅れが出ており、JR木次線は終日運転を取りやめています。また、中国ジェイアールバスは、小倉・福岡線の昼の便を全便運休としました。
芸北の大雪警報は午前5時に注意報に切り替えられましたが、気象台は今夜遅くにかけて積雪や路面凍結への注意を呼びかけています。
《2024年1月24日放送》