県の実証実験「ひろしまサンドボックス」を活用 瀬戸内海での海上タクシー就航を目指す会社が広島市に事務所開設
全国初の試みとして、自動航行する海上タクシーの瀬戸内海での就航を目指す会社が、広島市に事務所を開設しました。
湯崎知事を訪ねたのは、船舶の自動航行などを手掛ける「エイトノット」の木村社長らです。
自動航行による海上タクシー事業は、県が2023年1月から始めたデジタル技術を活用した実証実験「ひろしまサンドボックス」を活用。
2025年の限定エリア。2027年、すべての海域での無人航行を目指します。
■エイトノット 木村社長
「船長さんの業務負荷というものは非常に高くなっていて、かつ船員さんの高齢化も進んでいくというような中で、やはりこうお仕事を続けていく
のが難しくなっていくというところにサポートしていきたいと思っています。
「エイトノット」は、海上タクシーだけでなく、物資輸送の無人化にも取り組むとしています。
(2023年10月4日放送)