約45年間広島市内を走り続けてきた路面電車が引退することとなり、14日、撮影会が行われました。

引退するのは1957年に製造された1902号と1903号です。

2両は京都市電から広島電鉄に移籍されたもので、約45年間広島市内を運行してきました。老朽化と新車両との入れ替えのため引退が決まりました。

14日は引退する2両と京都市電から移籍された全車両を並べて、撮影会が開かれました。

■熊本から撮影会に参加した人
「廃車間近の車両もあるので、最後の記録になればいい」

■広島電鉄 電車企画課　前田亜由美 係長
「路面電車と言えばこの車両という印象も皆さんに持ってもらえた」

引退車両は廃車になる予定で、1900形車両の交換部品などに活用されます。

【2024年7月14日】