2023年度の広島県内における倒産企業数は176件で、4年ぶりの高い水準に 広島
昨年度、広島県内で倒産した企業の数が4年ぶりに高い水準となり、厳しい経営環境が浮き彫りになりました。
2023年度の県内における倒産企業数は176件で、1年前に比べて43%増加しました。業種別では小売業が最も多く、続いて建設業、サービス業の倒産で全体のおよそ7割となっています。
会社の規模でみると、従業員が10人未満の零細企業が9割近くを占めています。倒産の背景には慢性的な人手不足に加え、物価や金利の上昇、新型コロナ対策で国が無担保・無利子で貸した融資の返済ができないなどが上がっています。
【2024年4月16日 放送】