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広島・安芸高田市長選 藤本氏が初当選 前市長・石丸氏は都知事選で現職に敗れる

2024年7月8日 19:39
広島・安芸高田市長選 藤本氏が初当選 前市長・石丸氏は都知事選で現職に敗れる

7日夜、東京都知事選挙が投開票され、前安芸高田市長の石丸氏が2位につけ善戦しました。一方、同じく投開票を迎えた安芸高田市長選挙では、石丸市政の刷新を訴えた藤本氏が初当選しました。

■石丸伸二氏「できることは全部やったと言い切れます」

安芸高田市長を辞職し東京都知事選挙に挑んだ石丸伸二氏…。現職の小池百合子氏には及びませんでしたが、無党派層や若者を中心に支持を集め、躍進しました。

同じ日に投開票を迎えたのが石丸前市長の辞職に伴う広島県安芸高田市長選挙です。新人4人が立候補しました。
上位争いで争点のひとつになったのが石丸市政の評価です。

■藤本悦志氏「対話をして進めないと絶対に前に行くことはできません」

元郵便局長の藤本氏は、石丸氏のやり方は「議会との対話が不足し、市民が置き去りになっている」としました。
一方の熊高氏は、市議としてこれまで石丸市長の提案に賛成してきました。石丸氏が手がけた「政治の見える化」などの継続を訴えました。

■熊高昌三氏「今の若い世代が安芸高田市で生き続けるための改革だと受け止めている。そこは継続するべき」

迎えた投開票…。初当選を果たしたのは藤本氏でした。国会議員や県議・市議の応援を得て支持を伸ばしました。

■藤本悦志氏「(前の)市長派だとか反市長派だとかそういったことで足を引っ張る時期ではありません。オール安芸高田で前に一歩一歩進めていきたい」

■熊高昌三氏「やはり組織選挙には勝てなかった。YouTubeという新しい選挙戦で多くの人に伝わったと思うが、まだまだ浸透していなかったのが実態かな」

この結果について市議会や市民は…。

■安芸高田市議会 大下正幸議長「もっと大差がつくと思った。市民の判断がそこに出てきた。このままじゃいけんという判断でしょう。」

■市民
「一安心。石丸さんとは全然違うから」
「次の市長も、今まで(石丸氏が)しつらえたものを元に戻すことないように、引き続きやってほしい」

石丸市政の評価について賛否が入り交じる現状で藤本氏はどう刷新していのか…。4年間の任期でそのかじ取りを担います。
【2024年7月8日放送】

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