日本製鉄呉跡地 防衛省の「複合防衛拠点」 呉市が要望内容を公表
日本製鉄呉地区跡地に防衛省が整備を目指す複合防衛拠点について、呉市が要望内容を公表しました。
日本製鉄呉地区の跡地を巡っては、防衛省が「多機能な複合防衛拠点」を整備する考えを示しています。
呉市は防衛省に対する要望をまとめ、28日、市議会で説明しました。
全部で7項目で、施設整備の発注は地元企業を優先すること、火薬庫を主要施設としないこと、防災機能を整備することなどを盛り込みました。
■呉市 新原芳明市長
「(防衛省が)検討の中で頭の中に入れて要素として取り入れてもらう時期としては非常にいい時期だと思う」
一方、呉市役所前では市民団体が防衛省案に反対の声をあげました。
要望は7月上旬に提出する予定です。
(2024年6月29日放送)