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新広島駅ビル『ミナモア』のロゴデザインが発表! ロゴに込められた思いを徹底プレゼン【アナたにプレゼン・テレビ派】

2024年6月29日 7:00
新広島駅ビル『ミナモア』のロゴデザインが発表! ロゴに込められた思いを徹底プレゼン【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。今回プレゼンするのは、木村和美アナウンサー。「変わりゆく広島の街」と題して、先日発表された新広島駅ビル『ミナモア』のロゴについてプレゼンします。

建設が進んでいる新しい広島駅ビルの商業施設の名称が『ミナモア』に決定したと発表されました。『瀬戸内の海』『市内を流れる6本の川の水面』『みんなの駅ビル、私たちの駅ビル』という意味の「ミナ」と、『もっと多くの人が集まる、もっと駅ビルのことが好きになる』という意味の「モア」を合わせて名付けられました。『ミナモア』の名称については、計20回のワークショップが開催され、主婦や会社員など立場の異なる600人以上が参加、議論しました。小説家や音楽家によるサポートもあり「広島のみんなに愛される施設に」という思いが込められ、名称が決定しました。

6月26日に、トレードマークとなるロゴが発表されました。イメージカラーの青は『ミナモアブルー』と名付けられています。青には先進的なイメージがありますが、新駅ビルが広島の街を引っ張っていく場所になるようにという思いが込めています。デザインだけで意図や目指しているものが伝わってきます。

文字には丸みがあり、可愛らしいデザインになっています。「m」には波を打つような表現をしている他、「i」や「a」には水しぶきのような躍動感や生命力を感じられるようなアクセントがあります。「みんなの生きるための源になってほしい」という思いも込められています。

さらに「m」の部分は、ミナモアの「m」や水面の様子、駅ビルの真ん中がへこんでいる外観の様子を表しています。また「m」の下にあるの3本線は、ミナモアに路面電車が乗り入れる様子と、広島の街を流れる川、縦にするとカタカナの「ミ」に見えるデザインになっています。

地元出身のデザイナー10組からロゴデザインの選考を行い、グランプリに選ばれた広島県呉市出身のグラフィックデザイナー・久保章さんのデザインが採用されることになりました。久保さんは、自身のロゴデザインが採用されたことについて「これまでのデザイナー人生の中で、1番の大仕事で名誉ある仕事です。これ以上嬉しいことはないです。『ミナモア』が生活に溶け込んで、愛される場所になってほしいです。」と話しました。

審査員を務めた広島市立大学芸術学部の納島正弘教授は「素晴らしいデザインばかりで、先行はかなり苦しみました。長時間の議論の末に、久保さんの作品に決定しました。広島駅ビルは、いわば新たなランドマークで、そのシンボルとして、未来永劫愛されるデザインになってほしい。」と話していました。

ロゴデザインは、2024年の夏頃に外壁に設置される予定です。

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