広島県の湯崎知事 「宿泊税」について、早期に導入を目指す考えを表明
広島県の湯崎知事は、ホテルや旅館の宿泊客に課税する「宿泊税」について、早期に導入を目指す考えを表明しました。
「急速に観光客の回復が見られる中で、皆さんの期待値も高まっている」「できるだけ速やかな導入というのを目指していきたい」と思うんですよね」
宿泊税をめぐっては、広島県が2019年、「県観光立県推進会議」の提言を受けて導入を検討しましたが、新型コロナウイルスの影響で、議論を中断していました。
湯崎知事は県内の観光客数が新型コロナ感染拡大前の水準近くまで回復していることなどを受け、「宿泊税」の導入を早期に進める考えを示しました。集めた財源については、原爆資料館の混雑緩和対策など、観光客の受け入れ態勢の向上に活用する考えです。
【2024年4月16日 放送】