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【衆議院選挙】広島2区情勢 4人が立候補し自民現職に新人挑む

2024年10月22日 19:06
【衆議院選挙】広島2区情勢 4人が立候補し自民現職に新人挑む
衆議院選挙の投票日まであと5日。広島2区の戦いを取り上げます。

これまで、広島2区は広島市西区や廿日市市などに江田島市の一部が含まれていましたが、今回から江田島市が選挙区から外れました。新しい区割りで行われる選挙戦は、6期目を目指す自民党の前職に野党の新人3人が挑む構図となっています。

■自民・前職 平口洋候補
まず謝ることから始めなければいけない総選挙だというふうに思っております。

自民党の前職・平口洋候補。自身は関与していなかったものの、演説の初めには必ず、党の政治とカネの問題について謝罪します。

在職中から、地元に戻ってくると平日の朝には必ず駅に立ってきたという平口候補。選挙期間中も、変わらず挨拶を続けます。

また、昔からの支援者に対しては、各地域の集会所などでこまめに個人演説会を開き、丁寧に主張や政策を伝えます。6期目を目指すベテランならではの強みを生かした選挙戦です。

■自民・前職 平口洋候補
「少子化社会をなんとか食い止めることが第一の政策課題物価上昇に負けない賃金の引き上げが必要」

■国民・新人 福田玄候補
「それでも一生懸命額に汗水たらして働く世代。その声が今の政治には届いていないから、だから私は今回の衆議院選挙に立候補いたしました」

広島県内で唯一、国民民主党から立候補したのは、新人の福田玄 候補。立候補の表明は公示日の4日前でした。

日本をどうしたいですか?
はい。最近、ちょっと日本暗くないですか?

出遅れを取り戻そうと、知名度アップを狙い、短い動画を公開するなど、積極的にSNSを活用。政治に関心の低い若者らにもアプローチを試みます。

また、推薦する連合広島の組織力も生かし、選挙区内の労働組合などもまわって支持を訴えます。

■国民・新人 福田玄候補
「国民民主党の一番の政策は、手取りを増やすということです。手取りを増やして皆さんの庶民 の暮らしを少しでも楽にしよう、 そんな政策を今回1丁目一番地 に掲げています」

■ 維新・新人 金城政孝候補
「こんにちは。維新の金城です。よろしくお願いします」

日本維新の会から立候補した、新人の金城政孝候補。2023年、立候補を表明して以来、地域の行事にも積極的に顔を出すなど、くまなく地域をまわってきました。

■維新・新人 金城政孝候補
「この広島県、日本の経済を立て直して、国民の皆様の暮らしを改善していく」「子供たちの未来、子供たちへの支援、投資、教育の無償化を初め、教育改革に取り組んでまいります。」

出身は兵庫県。25年以上の会社員生活をかなぐり捨て、飛び込んだという政治の世界。会社員時代の経験も生かしながら、生活者と同じ目線を持つ重要さを訴えます。

(会社員からの転身は)大変です。全く右も左もわからない状況で本当に熱意だけで活動させていただいておりますので・・・国民の皆様の目線で、政治に取り組めるというのが、それが私の一番強みです。

共産党から立候補した、新人の岡田博美候補。病院勤務や訪問看護など、長年看護師として働いてきた幅広い経験を政策に生かしたいと訴えます。

■共産・新人 岡田博美候補
「私は看護師として40年間、医療と介護の現場で働いてきました。その経験を生かして、命と暮らしを守る政治の実現を目指して頑張ります。」「窓口負担を軽くしてお金の心配なく安心して病院にかかることができる制度の実現を目指して頑張ります」

医療・介護のほか、市民の暮らしの問題、核兵器廃絶と平和の問題についても訴えます。特に、年々負担が増している家計への支援について、様々な政策を掲げています。

■共産・新人 岡田博美候補
「日本共産党は大幅賃上げと労働時間の短縮、消費税を5%に戻すなど、家計を応援して経済再生プランを提案しています」

ベテランの自民党・前職が議席を守るのか、野党の新人がそれを阻むのか。審判の日は10月27日です。

【2024年10月22日 放送】
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