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すでに学級閉鎖も… 気になる広島県のインフルエンザの感染状況とは!? 2回かかっても安心できない理由とは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】 

2023年11月8日 8:44

集団感染で学級閉鎖も…

集団感染も拡がりを見せています。広島市では、学級閉鎖など119あり、特に小学校が多いです。広島市にある堀江内科小児科医院の堀江正憲院長によると、やはり、子どもの感染が多いそうです。理由として、過去2年、感染していなかったことにより、集団でのワクチン接種を行っていない学校がほとんどで、免疫がないという事です。大人は、それまでに感染したり、ある程度免疫があります。ただ、この数年、子どもたちは免疫がなく、ワクチンを打っていないことで、子どもたちが感染する傾向がみられるそうです。

症状は、38℃から39℃くらいまでの高熱が出る人が多く、咳が出るのが特徴です。ただ、コロナも蔓延しているため、咳止めの薬が不足しており、病院でも、咳止めの薬を3日分くらいしか出すことができないという状況です。なるべく早いうちに、診断をしてもらい、対処をしていておく必要があります。肺炎など、重症化してしまう可能性があるので、症状をしっかりと見逃さずに注意してほしいということです。

インフルエンザに2回も罹る可能性が!?

注意点は、今年はインフルエンザに2回かかる可能性があるという事です。今、主流なのはインフルエンザA型ですが、この後B型に移り変わる可能性があると堀江先生は言います。すでに、インフルエンザにかかっていても「もう安心」ではなく、B型にかかる可能性があるので、ワクチンを打って、対策をしておく必要があるとのことです。A型も分かれていたり、B型も1つではなかったりします。今打つワクチンは、すべての型に対応しますが、ワクチンを打っても、その免疫というのは徐々に落ちていくので、1回打てば済むということではありません。子どもや高齢者が感染すると重症化する可能性があるので、防ぐという意味でも、ワクチンを活用化してほしいとのことでした。

【テレビ派 2023年11月6日放送】

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