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ウッドワン美術館で造形作家・玉田多紀さんによるダンボール作品の展覧会開催 広島

2024年7月16日 19:07
ウッドワン美術館で造形作家・玉田多紀さんによるダンボール作品の展覧会開催 広島

廿日市市の美術館である材料を使ったアート作品展が始まりました。
作品から聞こえてくるのは生き物たちの息づかいです。

■金丸真帆リポート「迫力満点!全長5メートルのブラキオサウルス。実はこれ、すべてダンボールでできているんです」

廿日市市にあるウッドワン美術館で開かれているのは造形作家・玉田多紀さんによるダンボール作品の展覧会です。
捨てられる予定だった「古紙ダンボール」を使って生き物の皮膚の質感や表情などを繊細に表現しています。

■玉田多紀さん「クマ・八つ裂きで熊崎。そういう地名なんですよ」

今回、初公開されたのが美術館のある「熊崎」地域の民話を元にした作品です。クマの親子の体毛を水につけて解体し、まるめたダンボールで表現しました。
このほか、オランウータンやハシビロコウといった絶滅危惧種に指定される動物たち…。実際に触れてその質感を味わうことができる作品など100点あまりが展示されています。

■訪れた人は「すごく存在感・重厚感ある。子どもを抱っこするより軽い」
■訪れた人は「こんなアート作品になる意外性みたいなところはすごくおもしろい」

■玉田多紀さん「来てとりあえず大きなダンボールの作品を見て驚くところからだんだん芸術を知っていくはじめの一歩になってほしい」

ダンボールで制作した生き物たちの展覧会は9月23日までで、会期中には玉田さんのトークイベントも開催される予定です。

【2024年7月16日 放送】

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