安芸郡坂町で起きたタクシー強盗事件で、逮捕された男は「凶器を捨てた」と供述しているということがわかりました。

強盗殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、広島市西区の無職、平田瞬介容疑者（40）です。平田容疑者は今月8日、客を装ってタクシーに乗り、運転手の首などを刃物のようなもので複数回切りつけたうえ、タクシーや金品を奪おうとした疑いです。平田容疑者はタクシーを動かすことができず、何も奪わずに逃走しました。

調べに対し容疑を認めていて、「タクシーをまるごと奪ってやろうと思った」などと 供述しているということです。また、使用した凶器については「捨てた」と話していて、自宅からは見つかっていません。

乗車前に凶器を準備していたことから、警察は計画的な犯行とみて捜査しています。

【2025年1月15日放送】