呉市消防局パワハラで消防副士長を懲戒処分 広島・呉市消防局
広島県 呉市消防局は、訓練で職員をロープに吊り上げたまま放置したとして、消防副士長を懲戒処分にしました。
呉市消防局によると去年6月に行った救助訓練の際、消防副士長の41歳の男性が20代の男性署員に対し、安全措置をとらないままロープでおよそ2メートルの高さに吊り上げた上、その場を離れて5分から10分、放置したということです。過去には暴言なども受けていたこの男性は去年11月に退職しました。
消防局はこれらの行為がパワハラにあたるとして消防副士長の男性を停職1か月としました。
呉市の新原市長は「今後、このような事態を繰り返すことのないよう再発防止に取り組む」とコメントしています。
【2024年3月26日 放送】