AI活用「被爆証言応答装置」 広島市が開発
広島市はAIを活用して被爆者と疑似的に対話できる装置を開発することを明らかにしました。広島市が開発する「被爆証言応答装置」は、被爆者が映し出された画面に利用者が話しかけるとAIが瞬時に分析し、質問に対応した回答を選んで再生するものです。5人の被爆者に2024年の夏からインタビューを始め、被爆80年となる2025年8月6日までの完成を目指します。
■松井市長
「被爆の惨禍を経験した方からの心・気持ちをどう伝えるかということは、喫緊の課題になっている」
広島市は2024年6月補正予算案に6800万円余りを計上。原爆資料館や国立追悼平和祈念館に設置するほか、学校での出張展示を想定しています。
【2024年6月5日 放送】