海上保安大学校で伝統の耐寒訓練 広島・呉市
広島県呉市の海上保安大学校で10日、寒さに耐え鍛錬する伝統の耐寒訓練が始まりました。
夜明け前の午前6時すぎ。気温6度の中、訓練は始まりました。
海上保安大学校の開校以来70年以上続く伝統の訓練で、幹部職員を目指すおよそ270人が参加。
寒さに耐えながら、カッターとよばれる小型ボートを1時間にわたりこぎました。
■初任科・桑名皐志郎さん
「気象や厳しい自然条件のなかで仕事をすることがあると思うのでこういう機会に体力をつけて現場でもいかしていきたい」
訓練は、逮捕術や長距離走も行われ、1月19日まで続きます。
【2024年1月10日放送】