日本赤十字社・広島県支部が救護班を派遣
「能登半島地震」の発生から9日目。犠牲者や安否不明の人が増加する被災地に向け、広島からの支援も拡大しています。1月9日午前、「能登半島地震」の被災地・石川県に向けて出発したのは、「日本赤十字社広島県支部」の救護班です。派遣されたのは、「広島赤十字・原爆病院」の医師や看護師ら10人。避難所での感染症拡大などを防ぐため診療に当たる他、避難所で不足する物資などを調査する予定です。
■日本赤十字社 広島県支部 救護班 岡野博史 班長
「災害関連死をいかに減らしていくかが大事なフェーズになってくる。どういった支援が必要かそういったものをあぶりだしてしっかり支援をおこなっていきたい。」
広島県支部は、地震発生3日目となる1月3日に「災害対策本部」を設置。救護班の派遣は今回が初めてとなります。一方、呉市のボランティア団体「赤十字奉仕団」が、年末の街頭募金で集めた募金や積立金の一部を、日赤広島県支部に寄贈しました。この義援金は、被災した自治体へ送られます。救護班は、救急車や災害救援車両で出発し、1月11日からの3日間活動する予定です。
【2024年1月9日 放送】