有害物質・六価クロム槽に落ちたとみられる猫の死骸 発見 広島・福山市
広島県福山市の工場で有害物質・六価クロムの水槽に落ち、逃げた猫とみられる死骸が発見されました。見つかったのは工場から250メートル離れた場所でした。福山市によると2024年3月11日、柳津町の「野村鍍金」福山工場で六価クロムをためた槽から猫と思われる足跡を従業員が発見しました。防犯カメラには前日の夜、工場の外へ逃げる猫が映っており、猫が六価クロムの槽に落ち、はいあがって逃げたと見られています。市が捜索を続けていましたが、4月30日朝、猫が逃げ出した工場から東におよそ250メートル離れた事業所から「猫の死骸がある」と市に通報がありました。死骸は事業所の敷地内にある建物と建物の間から発見され、六価クロムの簡易測定を行ったところ、陽性と判定されました。
(2024年4月30日放送)