7月17日、徳島県美波町阿部の阿部漁港の沖合いで、アワビ漁をしていた漁師が亡くなる事故が相次ぎました。

亡くなったのは阿部漁協所属の85歳の漁師の男性と68歳の漁師の男性です。

警察と消防によりますと、この日午前10時40分ごろ、阿部漁協の女性職員から「海に人が浮いている」と、119番通報がありました。

救急隊が現場へ向かう途中、再度、漁協に連絡したところ、もう一人事故にあった旨、報告があったということです。

85歳の漁師は妻と2人で、68歳の漁師は同僚と2人でアワビ漁をしていて、ともに病院に運ばれましたが、そこで死亡が確認されました。

事故があった場所は1kmほど離れていて、互いの事故に関連性はないとみられます。

阿部漁協によりますと、この日は特に波が高いということもなく、警察と消防が事故の詳しい経緯を調べています。