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「安全安心を誇れる徳島の実現に向け、力強い警察の確立に全力で取り組みたい」県警に新本部長が着任【徳島】

2024年7月16日 18:34
「安全安心を誇れる徳島の実現に向け、力強い警察の確立に全力で取り組みたい」県警に新本部長が着任【徳島】
7月16日、徳島県警に新しい本部長が着任し、着任会見が行われました。

徳島県警本部 堺瑞崇本部長)
「まずは、よく県内の治安情勢を把握していきたい。その中で増加する可能性のある事件、事故の兆しをしっかり把握していきたいと考える」

徳島県警の新本部長に着任したのは、堺瑞崇(さかい・みずたか)警視長です。

堺本部長は大阪府出身の49歳、詐欺などの知能犯罪を扱う捜査二課長を警視庁と警察庁で歴任。

直近の長官官房付では、能登半島地震への対応にあたりました。

会見で堺本部長は、新天地・徳島での抱負について次のように話しました。

(徳島県警本部 堺瑞崇本部長)
「安全安心を誇れる徳島県の実現に向けて、県民の期待と信頼に応える力強い警察の確立に全力で取り組んでまいりたい」

また、今回から県警は新たな方針を打ち出しています。

(渡辺大世記者)
「歴代の県警本部長は、徳島市のこちらの公舎に住んできました。しかし、堺本部長からはここには住まないということです」

徳島市新蔵町にある本部長公舎は、約900平方メートルの木造平屋建てで、1989年の完成以来、歴代の県警本部長が住んできました。

土地は国が、建物は国と県が所有していて、県警がこれを借りる形で、維持管理を行ってきましたが、築34年と老朽化が進み、今後は修繕などにこれまで以上の支出が予想されるとして、今回、県警は土地と建物を国と県に返還することを決めました。

堺本部長は、ほかの警察幹部とともに徳島市内の警察官舎に住むということです。

公舎の返還後の活用法については、県警と国が協議した上で決めることにしています。
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