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「労災かくし」か 海部森林組合と組合専務が労働安全衛生法違反の疑いで書類送検【徳島】

2024年7月16日 17:43
「労災かくし」か 海部森林組合と組合専務が労働安全衛生法違反の疑いで書類送検【徳島】
徳島県が発注した間伐材伐採現場で労災事故が起きたにもかかわらず、別の場所で事故が起きたと虚偽の報告をした、いわゆる「労災かくし」の疑いで、徳島県海陽町吉野の森林組合「海部森林組合」と60代の男性専務が、7月16日、書類送検されました。

阿南労働基準監督署によりますと、両者は2022年12月、県が発注した海陽町の間伐材伐採現場で60代の男性労働者の背中に枯れ木の先端部分が落下し、背中の骨を折る全治4か月のけがをしたにもかかわらず、別の場所で労災事故が発生したと虚偽の報告をした、いわゆる「労災かくし」、労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。

阿南労働基準監督署は、動機や認否については明らかにしていません。

海部森林組合は、「担当者が不在のため、コメントは差し控える」と、しています。
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