徳島市の遠藤彰良市長は3月11日の市議会で、新しいごみ処理施設について広域化を視野に協議を進める北島町に対し、次の施設の整備を求めない考えを示しました。

新しいごみ処理施設をめぐって、徳島市はこれまでにマリンピア沖洲で建設する方針を示した上で北島町と広域化を視野に協議を進めるとしています。

11日に開かれた徳島市議会の個人質問で朋友会の森本聖子議員は、施設の早期整備を求めた上で今後の市の方針を質しました。

（朋友会 森本聖子議員）
「広域整備を希望してきた自治体に次のごみ処理施設の建設地の提供を求めるのか」

（徳島市 遠藤彰良市長）
「北島町との協議においては次の整備場所を求めるのではなく、ごみ処理を引き受ける期間を定めたいと考えている。徳島市のごみの量の10分の1以下の北島町に徳島市のごみをすべて引き受けて下さいというのは現実的ではない」

また、北島町との協議の期限について問われた遠藤市長は「6月議会には示したい」と述べ次の議会までに結論を出す考えを示しました。