×

徳島市の新ごみ処理施設 災害リスク検証結果の学識経験者による評価を報告しマリンピアで整備へ【徳島】

2025年2月26日 18:01
徳島市の新ごみ処理施設 災害リスク検証結果の学識経験者による評価を報告しマリンピアで整備へ【徳島】
徳島市環境施設整備室 原田和彦室長)
「本市といたしましては、現在の計画のとおりマリンピア沖洲の北部浄化センター未利用敷地を建設予定地として、事業を進めることと致します」

これは、2月26日に開かれた徳島市議会の文教厚生委員会で、徳島市の担当者が明らかにしました。

徳島市はこれまでに、マリンピアへ建設する場合の災害リスク検証を行い学識経験者に評価を依頼していました。

そして、きょう徳島市議会に対し、「想定外の被害が起こる可能性」や「耐震性能に余裕を持たせることが必要」との指摘があった一方、「十分な調査と対策を行うなら、地盤工学的に問題ない」とする評価を報告しました。

徳島市は、施設整備費を456億円としていますが、物価高騰やより強固な耐震化が必要なことを受け、委員からは懸念の声が相次ぎました。

(日本共産党徳島市議団 加戸真実子議員)
「456億円の予算の中で(さらなる耐震化)対策が可能なのか?」

(自民党市民の会 小野功晴議員)
「物価高騰、人件費の高騰で3割ほど上がっていると思いますが、このままで大丈夫なのか?」

(徳島市環境施設整備室 原田和彦室長)
「これ(456億円)からなるべく外れないように、それ以内で収められるように工夫できるところは工夫していく」

徳島市は2025年度、基本設計に着手し、2034年度の施設稼働を目指すとしています。

最終更新日:2025年2月26日 21:11
四国放送のニュース