×

「現状では判断する材料が揃っていない」徳島市は鉄道高架事業について見解を明らかにせず【徳島】

2025年2月25日 17:19
「現状では判断する材料が揃っていない」徳島市は鉄道高架事業について見解を明らかにせず【徳島】
徳島市議会では25日、その鉄道高架事業をめぐって議論が交わされましたが、事業について問われた市は「現状では判断する材料が揃っていない」として、見解を明らかにしませんでした。

鉄道高架事業をめぐっては2024年11月、県が文化センター跡地に車両基地を設置するなどとした事業計画を発表、事業費は総額850億円でそのうち徳島市の負担額は180億円と見積もられています。

25日、開かれた市議会の建設委員会で市は来年度の当初予算案に事業の促進費として約85万円を計上すると説明しました。

これを受けて議員からは、事業に対する市の見解を求める声が上がりましたが、市の担当者は、文化センター跡地を車両基地とすることについて市としての決定には至っていないことから「現状では判断する材料が揃っていない」として見解を明らかにしませんでした。

また、判断の時期についても「可能な限り早く判断したい」と述べるにとどまりました。
最終更新日:2025年2月25日 20:47
四国放送のニュース