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「徳島市と新協定」 新ホール整備で県議会論戦【徳島】

2025年2月19日 18:36
「徳島市と新協定」 新ホール整備で県議会論戦【徳島】
県議会2月定例会は19日、一般質問が行われ、18日に後藤田知事徳島市との基本協定を結び直す方針を示した、新ホール整備に関する議論が交わされました。

新ホール整備を巡っては18日の県議会で後藤田知事が、旧文化センター跡地での整備を前提として結ばれた、県と徳島市の基本協定を終わらせ、新たに藍場浜公園西エリアでの整備を前提とした協定を結びなおす方針を示しました。

これを受け、19日に開かれた県議会2月定例会の一般質問では、新ホール整備に関しての議論が交わされました。

(グローカルplus・岸本淳志議員)
「県市基本協定や、譲り受けた土地の対応について考えが示されました。新ホール整備を一歩進めるためにも、引き続き丁寧に徳島市との協議を進めていただきたいと思います」

これに対し後藤田知事は、藍場浜公園西エリアでの新ホール整備は、徳島市中心部の人の流れを呼び込み、活性化につながるとして、改めて早期整備への意欲を示しました。

(後藤田知事)
「魅力ある県都のまちづくりのスタートとして、賑わいの拠点として、次世代が誇れるより良いレガシーとなる新ホールを目指し、早期整備に取り組みたい」

一方で、今議会で藍場浜公園西エリアでの新ホール整備の設計費用を盛り込んだ予算案3億1千万円を追加提案したことに、時期尚早ではないかという意見も出ました。

(真政会・坂口誠治議員)
「徳島市と話がまとまっていないにもかかわらず、藍場浜公園西エリア新ホール整備予算が追加提案されますが、追加提案することにより、県議会並びに徳島市との関係性に何らかの影響を及ぼすと考えられるが」

これに対し、県の担当者は追加提案した予算案については、可決したあとも徳島市との合意を得てから執行する考えを示しました。

(県観光スポーツ文化部・佐藤泰司部長)
「徳島市との県市基本協定や、財産譲与契約の一体的な整備を待って(予算を)執行したいと考えている」

このあと、報道陣の取材に応じた後藤田知事は、18日の県議会で徳島市との新たな協定を結ぶという方針を示したことについて、次のように述べました。

(後藤田知事)
「方法論で行き詰っていては何も進まないので私どもは、方法論の中で徳島市長徳島市政が、より前に進みやすい環境を整えることも、私どもの役割だと思っているので、きのうのような一歩進んだアップグレードした、新協定に向けての考え方を示した」
最終更新日:2025年2月19日 20:22
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