「危ない場面もなく安心した」地元住民の試乗会 那賀町で県内初となる自動運転バス実証実験【徳島】
バス路線の縮小やドライバー不足の対策として、徳島県内で初めてとなる自動運転バスの実証実験が徳島県那賀町で行われています。
11月27日、那賀町では実際に自動運転バスに地元の人を乗せて試乗会が行われました。
(大江実結記者)
「乗客を乗せたこちらのバス。一見普通のバスに見えますが、運転手は操作せず自動で走っているんです」
自動運転のバスの試乗会が行われたのは、那賀町相生庁舎から鷲敷庁舎までの9km間です。
那賀町では11月11日から2週間、自動運転バスの実証実験が行われています。
27日から3日間、地元住民の試乗会が始まり、始発便に9人が乗車しました。
自動運転技術は5段階あります。
今回の実証実験は、運転手が監視しながら部分的に自動で走行する「自動運転レベル2」にあたります。
バスにはカメラ16台、センサー14台が搭載されていて、通行人や走行車両など周囲の環境を自動運転システムがリアルタイムで認識して走行しています。
加速や停止などは自動で、大型トラックなどの対向車があった際や、通行量が多い道路を曲がる際には、運転手が操作をしていました。
バスは、現在出せる最高速度35km/hで走行、ほとんど自動運転で走っていました。
(運転手)
「これ勝手に動いています。一番最初に乗った時は、ちょっと不安もありました」
(自動運転サービスを手掛ける 山崎祐嗣さん)
「今はドライバーさんが乗っていますので、ドライバーにも障害物検知しているというのが見えるようになっていますが、将来的にはドライバーがいないっていうことであれば、車両側が勝手に制御していくという形だけになっていく」
自動運転を体験した乗客は?
(乗客)
「危ない場面もなかったし、よかった。安心した」
「運転手さんが構えてくれていたから安心があったけど、全くの無人になった時にもう一度乗ってみないと、まだ不安は残る」
那賀町は町内のバス路線縮小や、将来的なドライバー不足を見据え、導入に向けた実証実験を行っています。
2024年度の事業費は、システム製作などを含む約3950万円、うち3500万円は国からの補助金となっています。
2025年度の実証実験では、走行区間を病院までに伸ばし、2027年度には無人走行の「自動運転レベル4」の認可を目指すとしています。
11月27日、那賀町では実際に自動運転バスに地元の人を乗せて試乗会が行われました。
(大江実結記者)
「乗客を乗せたこちらのバス。一見普通のバスに見えますが、運転手は操作せず自動で走っているんです」
自動運転のバスの試乗会が行われたのは、那賀町相生庁舎から鷲敷庁舎までの9km間です。
那賀町では11月11日から2週間、自動運転バスの実証実験が行われています。
27日から3日間、地元住民の試乗会が始まり、始発便に9人が乗車しました。
自動運転技術は5段階あります。
今回の実証実験は、運転手が監視しながら部分的に自動で走行する「自動運転レベル2」にあたります。
バスにはカメラ16台、センサー14台が搭載されていて、通行人や走行車両など周囲の環境を自動運転システムがリアルタイムで認識して走行しています。
加速や停止などは自動で、大型トラックなどの対向車があった際や、通行量が多い道路を曲がる際には、運転手が操作をしていました。
バスは、現在出せる最高速度35km/hで走行、ほとんど自動運転で走っていました。
(運転手)
「これ勝手に動いています。一番最初に乗った時は、ちょっと不安もありました」
(自動運転サービスを手掛ける 山崎祐嗣さん)
「今はドライバーさんが乗っていますので、ドライバーにも障害物検知しているというのが見えるようになっていますが、将来的にはドライバーがいないっていうことであれば、車両側が勝手に制御していくという形だけになっていく」
自動運転を体験した乗客は?
(乗客)
「危ない場面もなかったし、よかった。安心した」
「運転手さんが構えてくれていたから安心があったけど、全くの無人になった時にもう一度乗ってみないと、まだ不安は残る」
那賀町は町内のバス路線縮小や、将来的なドライバー不足を見据え、導入に向けた実証実験を行っています。
2024年度の事業費は、システム製作などを含む約3950万円、うち3500万円は国からの補助金となっています。
2025年度の実証実験では、走行区間を病院までに伸ばし、2027年度には無人走行の「自動運転レベル4」の認可を目指すとしています。
最終更新日:2024年11月27日 21:04