7月21日午前、徳島県吉野川市鴨島町のJR徳島線の踏切で、93歳の女性が列車にはねられ亡くなる事故がありました。

事故があったのは、鴨島町のJR徳島線の鴨島駅と西麻植駅の間、西麻植駅から約610mにある江川第2踏切です。

警察とJR四国によりますと、この日午前10時58分ごろ、踏切内にいた近くに住む93歳の女性が、徳島駅発・阿波川島駅行きの1両編成の普通列車にはねられました。

女性は吉野川市内の病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。

列車の乗員乗客あわせて6人にけがはありませんでした。

列車の運転手は気づいて急ブレーキをかけたものの、間に合わなかったということです。

また、踏切の遮断機は下りており、警報も作動していたということです。

事故当時、女性の軽自動車が踏切内で停車しており、女性は車から降りていたということで、警察はその経緯も含めて、事故の原因などを詳しく調べています。

なお、この事故によりJR徳島線であわせて7本が運休するなどの影響が出ています。